潜在意識を利用して、現実を思い通りに変える方法を教えている発信者さんをよく見ている方もいらっしゃると思います。
現実を思い通りに叶えていくために、「潜在意識」と「顕在意識」の違いについて知る必要があります!
望む現実にするには潜在意識・顕在意識の特徴・仕組みを理解することはとっても大切なんです!
私も仕組みを理解していなかったときは、現実がなかなか変わりませんでした。
・潜在意識の書き換えとか聞くけど、そもそも潜在意識って何? ・潜在意識は現実創造には重要というけど、顕在意識は大事じゃないの?
今回は、上記のように潜在意識や顕在意識について知りたい人に向けての記事になります。情報量が多くなり記事が長くなりますので、2回に分けて書いていきます。
潜在意識と顕在意識
私たちの意識は2つの意識、「顕在意識」と「潜在意識」でできているといわれています。
この2つの意識は全く異なる性質を持っています。
それぞれの特性を知ってどちらも最大限に使いこなしていくことで、自分自身の無限の力を使うことができるようになります。
顕在意識とは、表面意識とも言い、私たちが何かを考えたり、自覚したり、認識している意識のことです。意識的に認識し、コントロールしている思考や感情を指します。
例えば、窓から外を見て「今日は雨が降ってるな」と認識し「外に洗濯物干すのはやめよう」と判断するなど、自分の頭の中で認識している日常の意識が顕在意識です。
一方、潜在意識とは無意識の領域で深層意識とも言い、まったくの無自覚です。
認識されることなく、心の奥深くに潜んでいる意識です。
人の意識は、意識できないところでたくさん働いているのです。
潜在意識と顕在意識は氷山にたとえられる
顕在意識と潜在意識はよく氷山に例えられます。
海上に浮かんで見える氷山は顕在意識で全体の5~10%程度、海中に沈んで見えない氷山の残りの90~95%は潜在意識にたとえられます。
つまり、私たちが日常で認識している「自分」というものは全体の5%にすぎず、この数%しか力を使っていないということでもあるのです。
残りの95%は無意識領域で、私たちの行動、言動、意思決定はすべて潜在意識にある情報によって無意識的、自動的に行われています。
潜在意識の影響力は顕在意識よりもはるかに大きいということになります。
この潜在意識を使いこなすことができれば、人生を思い通りにすることが可能と多くのマスターたちが言っていますよね!
潜在意識は便利機能
潜在意識は無意識に思考している領域であり、その中に思い込み(=観念)があります。
無意識に考えている思考=観念が「自分は貧乏だ」「自分は不幸だ」「ブスだから彼氏ができない」などであれば、この観念を思い出すたびにその波動がでて、この観念のような現実が創られ続けることになっていきます。
お金でいえば、顕在意識でお金がほしいと強く望んでいたとしても、潜在意識ではより心の奥深くで「お金を手に入れるのは難しい」「いつも自分はお金がない」という観念があったら、「お金がない」波動が発せられ、「お金がない」現実が創られます。
これでは、潜在意識が願望実現の邪魔をしている感じがしますよね。しかも無意識に思っているので、なんでいつまでも願望が叶わないんだろうという状態に、、
でも、この潜在意識の機能はとても便利な機能なんです!
ここで、今あなたが無意識でしていることを思い返してみましょう。
今この瞬間も、意識していなくても呼吸できていますよね?心臓も動いているし、まばたきも食べたものの代謝も無意識にできているはずです。
この全自動の仕組みがなければ、呼吸するときも「空気を吸って吐く」と考え続けることになります。それはとても大変ですよね。
この全自動の便利機能を潜在意識が担っているのです。
潜在意識の便利機能=恒常性機能(ホメオスタシス機能)
この便利機能とは恒常性機能ともいい、現状維持機能のことです。
これは生物が環境の変化を受けても身体を一定の状態に保ち続けようとする働きのことです。
意識を司ってる脳の最大の使命は「死なないこと」なので、あらゆる生命の危機に備えなければなりません。
例えば、体温の維持や寝ているときに無意識に呼吸ができるのもこの恒常性機能があるからです。
ダイエットでいえば、ある程度痩せたけどそこからなかなか痩せないとか、リバウンドを繰り返してしまうとか。
元々の体重を維持することが身体にとっての恒常性で、ダイエットをして体重の変化があることに脳が危機感を感じて元に戻ろうとするという感じですね。
これは心理的にも作用されます。
転職や転校などで環境が変わるなど、慣れない環境で心的ストレスをうけると元の慣れた居心地のいい環境に戻りたくなる経験をしたことがある人も多いと思います。
また、何か新しいことを始めようとして挑戦するけど、なかなか上手くいかなくて楽しくないから嫌になって続かないとか。
これも脳が新しいことを覚える=変化と捉え、抵抗感を出し、なかなか覚えられないという状態になっています。今まで通りが楽で安全だし、そのままでいいじゃん♪って思わせようとするんです。
一見やっかいな働きに見えますが、脳は「変化」=「危機」と捉えて元の現状に戻そうとして、私たちを守ろうとしているんです。
この潜在意識の機能をおさえることが願望実現のポイントなのです!
まとめ
私たちの意識は2つの意識、「顕在意識」と「潜在意識」でできている。
顕在意識とは、表面意識とも言い、私たちが何かを考えたり、自覚したり、認識している意識のこと。意識的に認識し、コントロールしている思考や感情を指す。
潜在意識とは無意識の領域で深層意識とも言い、まったくの無自覚なもの。
私たちが認識できる意識(顕在意識)は5%しかなく、残り95%は無意識(潜在意識)の領域になる。
私たちの行動、言動、意思決定はすべて潜在意識にある情報によって無意識的、自動的に行われている。
その為、潜在意識に「お金がない」という観念があると無意識にお金がないと思わされ、そのような思考になり波動を発して、「お金がない」現実になっていく。
潜在意識の特徴として、恒常性機能(ホメオスタシス機能)=現状維持機能がある。この恒常性機能のおかげで生体の内部や外部の環境因子の変化に関わらず身体の状態(体温・血糖・免疫)が一定に保たれる。これは心的にも作用する。
ダイエットでリバウンドを繰り返してしまうのは、この現状維持機能が働いて元の生活習慣に戻そうとするから。
脳の使命は「死なないこと」なのでダイエットをして飢餓状態になると生命の危機と捉えるため、元に戻そうと働く。
脳は「変化」=「危機」と捉えて現状を維持することに必死になっているが、これは私たちを守ろうとしている機能。
この機能を知ることが願望実現するために重要なこと。
情報量が多すぎて全然まとめになっていないですね(汗)。すみません。。
次の記事で、潜在意識を使って願望実現するためにはどうすればいいかや、顕在意識の役割などを書いていきます。
長くなりましたが、ここまでお読みくださり本当にありがとうございます。
皆様のお役に立てれば幸いです。
皆様に笑顔が溢れますように。。
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